2017年

覚悟からのスタート

 子供の頃から弱かったところではあったのですが、数年前から状態が少しづつ悪化し始め

4年前に自覚することができました。病院が嫌いであったのがさらに状況を悪くしていくことに。

2016年急激に状態が悪くなっていく中で、仕事の現場で病院嫌いの私に『病院に行くと楽になるから』との助言をしてくれた方がいました。実は本気で怒られたのですが。おかげで病院へ行くことを決心し、近くにある病院へと歩いて行ったことを覚えています。そこで良い先生がたに出会い治療を受け、病気を根治することができました。

 死を覚悟することでいろいろなことが変わりました。

覚悟をしていたのですが、手術の説明を聞いたときはリスクの高さに手術を辞めてしまおうかとも思いました。

 今回のイデア作品はデジタルカメラで仕事を始めた頃にPhotoshopで遊んだことが始まりです。

病気で弱って行く中『何か楽しい作品を作りたい』との思いで再度作成し始めたものです。そして間もなく、癌であることが発覚、2度の手術を受ける事になりました。

Sony Imaging Galleryでの作品展が決まったことでTokyoの街を歩き撮影する日々が始まり、それがリハビリとなり以前と同じように動ける体力も取り戻すこともできました。

 四半世紀前に置いてきたもの

 職人として写真を撮ることにでこれまで続けて来ることができたと思います。しかし今回のことがきっかけとなり大切にとって置いた感覚と仕事として経験してきたことのバランスが取れるようになりました。

 今回の病気で変わったもう一つのこと

 昨年の手術で直腸癌の症状が重かった私はイレオストミーを使用する治療を受けています。

©Hiroyuki Yoshida